2012/10/11

衝撃的なアドバイス

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今日は500startupsで頑張ってるインド人の方会いに
行って来ました。


その方は日本、インド、シンガポール、アメリカに
住み渡り、自分で創業したり、ITの大企業の幹部に
なったり、投資家だったり、スタートアップをGoogle
に売却したり、バリバリの経歴。


そんな方にはシリコンバレーに来たからといって
すれ違うことはあっても、話はなかなか聞いて
もらえません。


今日会えたきっかけは僕が日本で住んでたのは
神戸なんですが、神戸は外国人が非常に多い場所。
特に多いのが中国人やインド人。


近所でお店をしているインド人の方が
僕がシリコンバレーに挑戦すると聞いて、
今日のインド人の方を紹介してくれました。


約1時間くらい話をしましたが衝撃的でした。
その中でも印象に残ったアドバイスをQ&A形式で書きます。


Q:チャットワークはスカイプチャットの
ユーザーからの乗り換えが多いですが、もっと
普及させるにはどうしたらいいでしょう



A:スカイプやその他のチャットからの乗り換えを
狙うのもいいけど、E-mailからの乗り換えも
狙っているならGmailの中に入れれるRapportive
のようなプラグインを開発してそこから普及
させたらいいんじゃないか。


Q:日本ではそこそこ伸びてきたが英語圏の市場で
まだ攻めあぐねているんですが。


A:500startupsのDave mcclureの資料が参考になるよ。
※写真の図
このAcquisitionのプロセスで獲得していったらいい。
ただ、日本だと東京に集中してるから直接営業して
顧客を獲得して成長することはできるが、アメリカでは
遠すぎて無理なので、日本と同じやり方では成長できない。


Q:アジアにも同時展開してユーザー獲得していきたい


A:アジアはダメだ。金にならない。(冗談で)君たちが
提供してるサービスをインドのルピーで紙幣にしたら
カバン一個分くらいの量になるよ。笑


Q:シンガポールには世界各国の大企業のアジア拠点が
あるから、シンガポールの狭いエリアで一気に営業して
回ってシンガポールで導入してもらって本国に採用
してもらおうという戦略を考えてました


A:僕はシンガポールで6年大企業の幹部をやってたから
よくわかるんだけど、シンガポールはダメだ。
マーケットが小さすぎる。400万人しかいない。
アメリカの100分の1で、渋谷と同じくらいだ。笑

シンガポールがいいのは税金が安いのと
お金の出し入れがしやすいくらいだ。

シンガポール拠点経由で本国を狙うのも難しい。
99%の企業が本国が採用してるツールの使用を
強制されるからだ。

大きくしたいならやはりここアメリカを狙わないと
いけない。アメリカを狙うことが結果世界の
マーケットを狙うことになるので、他の地域は
オマケくらいに考えたほうがいい。

アメリカを狙うならアメリカのユーザーの声と
他国のユーザーの声を10対1くらいの比率で
参考にした方がいい。


Q:アメリカのマーケットを狙うためにこっちの
セールスやマーケティング担当を採用しようと
検討してるんですが。


A:特にシリコンバレーエリアの人は給料より
株を求めている。なぜかというと給料は
半分くらい税金で持っていかれるけど、株は
そうじゃない。長期的に見てどっちが得かを
考える人がこのエリアでは大半なので株を
出せるかどうかがポイント。

税金で半分持っていかれるってことは、
水曜日の午後からタダ働きしてるのと
おんなじだしね。笑 株だったら金曜日だけ
タダ働きで済むから、そっちが望まれる。

君たちの会社は親会社が日本だよね。
株の換金時に会社に所属してないといけないとか
日本の会社の株の考え方の条件が悪すぎる。
そんな条件だったら誰も働きたがらないよ。
他にいくらでも良い条件の会社があるからね。

君たちの今の段階だったら採用を考えるのではなく
プロダクトの改善に注力すべきだ。
特にチャットワークはコミュニケーションツール
だから、ユーザーが最高の営業マンじゃないか。

Dave Mucclureの図のAcquisitionのプロセスを
すっ飛ばして、Referalのところに注力しても
いいかもしれない。


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なるほどなるほどと、納得させられるアドバイスが
盛りだくさんで終始うなづいてました。

今日のこのアドバイスによって、英語圏
ユーザー獲得という闇の中に、一筋の光明が
さしてきたような気がしました。
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