2014/03/27

【チャットワークインターン体験記】シリコンバレーで日本にはないビジネスを探す!

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はじめまして。
2014年3月初めから2週間チャットワーク(ChatWork株式会社)で
ビジネスインターンに参加した株式会社ユナイテッド・ビジョンの中村あきらと申します。
沖縄で会社を経営していて、
一人暮らしに特化した家具通販サイト「ZIPANGs(ジパング).com」を運営しています。

今回のビジネスインターンで得たものをまとめいきたいと思います。

【インターンをすることになった経緯】




僕らの会社では新しい事業を模索していました。
今までやってきた家具通販の事業は着実に成長させつつ、
もっと市場規模が大きく、利益が出やすく、またネットを使った成長スピードが速い。
そんな潜在能力が高いビジネスモデルはないだろうかと探していました。
それで世界的にも数多くのビジネスが生まれるシリコンバレーに
そのヒントがないかと思っていました。

ただ、英語も話せず現地に日本人の知り合いもいなかったので
現地に行きたくても、二の足を踏んでしまい、なかなか踏み切れずにいました。
そんなときに、チャットワーク代表の山本さんが
シリコンバレーでのビジネスインターンを募集していて
迷わず参加させていただきました。

【インターンの関わり方は自分次第!】




初日に山本さんとこのインターンでの関わり方、
そして得たいものは何かを話しました。
そこで驚いたのが、期間中の時間の過ごし方を自分の
タイミングで決めていいということでした。
普通インターンと聞くとプログラムが決まってあったり、
何かインターン会社の作業のをしなければいけなかったりと
クリエイティブな体験や思考ができないことがほとんどです。
学生や新入社員の方ならそちらのほうがいいでしょうが
経営者である自分にとってはインターンでの時間の過ごし方に
制限をかけてくれないというのはとても助かりました。

おかげでシリコンバレーという場所で働くというのを疑似体験しながら
日々日々自分のアンテナに入るものに沿って動けるという
クリエイティブな経験ができました。

【シリコンバレーで見つけた日本にはないビジネス】

シリコンバレーに長期間いることで、
現地の実際に流行っているサービスというものを
直に体験することができます。
これが短期間だと、こちらの人には当たり前すぎたり、
日本でも流行ってると思い込んでたりするので
わざわざ教えてくれたりしないものです。
そこで体験したシリコンバレーでは当たり前のサービスを
ご紹介します。


Zillow.com(http://www.zillow.com/)




ジローは旅行関係のウェブサイト、エクスペディア(マイクロソフトの一部)の元メンバー達が立ちあげた不動産物件情報ウェブサイトです。
山本さんと車で移動しているときに、
「あきらさん、これいいっすよ。」と見せてもらったのがZillowでした。
ZillowはGoogle mapと同期してあって車で移動しながら、
周りの不動産の値段が一目でわかりました。
一目見た瞬間これはすごい!と思いました。
「これを日本でやったらどうだろう?」とすごく考えたドライブになりました。

<参考記事>
米国不動産情報サイト「Zillow.com」が第三四半期決算を発表。事業は、順調。株価は、既にかなり高い。
http://www.everythingislearning.com/usa/zillow-releases-q3-earnings/
日本の不動産業界はジロー「Zillow」になってしまうのか?
http://grovefudosan.blogzine.jp/blog/2012/05/zilow_f08f.html
不動産売買(まだディスラプトされてない業界)のUberやAirbnbがそろそろ現れてもよい頃合いだ
http://news.livedoor.com/article/detail/7930878/ 

Trulia(http://www.trulia.com/)




TruliaはZillowと並んで、アメリカの不動産業界に新しい価値観をもたらした不動産サイトです。
その中でもすごいと思った機能は、不動産情報に加えてその地域の犯罪危険地帯・平均年収などが見れるということです。
「アメリカの不動産はここまで数字をオープンにするのか」と衝撃を受けました。
こちらの不動産サイトはUIのデザインや画面推移をとてもおしゃれで、
日本に帰ってみて不動産サイトを見たらとてもダサく感じてしまいました。

<参考記事>
住宅不況の中、不動産サイトは好調。成長サイト(Trulia)と現状サイト(Zillow)の差も広がる
http://jp.techcrunch.com/2008/08/20/20080819real-estate-sites-are-holding-up-despite-the-housing-slump-some-trulia-better-than-others-zillow/
Trulia - ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/Trulia
アメリカのどの都市の家を買いたいかを可視化したTruliaの地図
http://developer.cybozu.co.jp/akky/2011/06/trulia-0319/
不動産専門バーティカル検索サイト「trulia」が熱い
http://blog.goo.ne.jp/setsuto/e/d820060aa376ec080730d5c76b5ae5db 

③テスラ・モーターズ




山本さんが「ChatWorkが世界で成功したら、次の車はテスラがほしいんですよね~」と子供のように語っていました。
ぼくは今まで車に興味がなかったので、テスラという存在を全く知りませんでした。
少し聞いたことはあったのですが、電気自動車やロケットを打ち上げてる会社ぐらいしか知りませんでした。慈善事業の会社なのかなと勝手に想像していたくらいです。
でも山本さんがほしいと言っていたのでとても興味がわきました。
電気自動車と聞いた時にエコな車がシリコンバレーで流行っているのかと思いましたが、調べてみたらとてもかっこいい車でした。
シリコンバレー発の電気自動車でポルシェよりも早く、とてもイタリア車を思わせるセクシーな車体でした。
しかも社内は、IPadみたいなタッチパナルになっていて先進的。
日本に帰ってから、青山にショールームがあったので試乗しちゃいました。
はじめて僕も車をほしくなってしまいました。
これは日本でも流行りそうですね。
ただ流行りそうなだけに、
日本製品もっとがんばれって想いはこみあげてきます。
もともと車といえば、日本の専売特許。
この車に乗って、若者は車を買わなくなったという日本の実態が見えた気がします。
ただ単に日本にかっこいい車がなかった、若者が乗りたいと思うような車を日本の会社は
作れなかっただけではないかと思いました。
お金ためてテスラ買います!(宣言! 笑)




ちなみに上記で上げたサービスは、何年も前からあるため
ITエンジニアやIT感度の高い方だったらそんなのもう古いよ!言われてしまうかもしれません。
ただぼくは、一般化するかどうかがビジネスアイディアとして
大事だと思っていて、そんなビジネスモデルが好きなのです。
なので今回上げたのは毎日何百もの生まれるているサービスではなく
市民に根付くレベルまで昇華したサービス、その中で日本にはないものを
ご紹介させていただきました。




【日本でビジネスするのと、アメリカでビジネスするときの違い】


今回2週間滞在する中で日本のビジネス習慣と、ビジネス環境の違いを
学ばさせていただきました。

-ビジネス習慣の違い-

目的を明確にすることを大切にするアメリカ人と、友人関係を作ることを大切にする日本人。

日本ではまず関係性を創るということから仕事を始めることが求められるそうです。
まず友人になるというのができるビジネスマンの習慣です。
しかしこちらでは、まず目的の明確化が求められます。
はじめての商談の場において大事なことは、
この商談は何が目的かをまず言うということでした。
「私はあなたにこの商品を売りたいからこの場をセッティングした」
それぐらい明確に目的を伝えないと、
商談が終わった後「あのミーティングは何だったんだ?」となり
2回目以降の商談の可能性はないそうです。

-ビジネスマンの性格の違い-

5倍ぐらい膨張して実績を語るアメリカ人と、5分の1ぐらいしか実績を語らない日本人。

日本人は謙虚さを重んじる文化が非常に強いため、ほとんどの人が控えめに自分の実績を語ります。しかしアメリカ人は、より膨張して自分のことを語り、実際に仕事したらそれほどすごくなかったということがこちらでは多いようです。

-ビジネス環境の違い-

とりあえずやらして問題がおこったら対処するアメリカと、問題が起こる前に対処する慎重な日本。

なぜこんなにもシリコンバレーからスタートアップが生まれるかというと、それはアメリカのビジネス環境が、とりあえずやって試してみるという文化が根付いてることが大きいことがあります。
それに対して日本は、問題が起こる前に対処する慎重な文化があります。
どちらがいいかというのは人それぞれだと思います。

-採用環境の違い-

採用の現場で経歴・仕事の事しか聞かないアメリカと、人生背景まで聞く日本。

こちらの採用、面接の現場では、仕事のことに関することしか聞くことは許されないそうです。
例えば、家族構成・結婚の有無、どこに住んでるか、性別、どの宗教に属するかも面接で聞いてはいけません。それを聞いて不採用になった場合、仕事以外の理由で不採用にしたということで告訴に発展する可能性があるのです。
そういった意味で、仕事を依頼する場合は仕事に直結する質問のみで雇うか雇わないかを決める必要があります。


今回こちらで働いている色んな日本人の方に聞いた中で
教えてもらったのをまとめさせていただきました。


【ビジネスインターンの振り返りと今後日本に帰ってみて】


とても刺激的な2週間でした。
新たなビジネスアイディアも浮かんできて、
実際にインターン中に資料に落とし込むことまでできました。
日本で開発者を雇ってみて、スタートアップしてみます。
アイディアというのは、考えるというのはすごく簡単だと思います。
ただ実行に移すというのはすごく難しいし、実行に移せるアイディアというのは
すごく少ないと感じています。
今回のこのビジネスインターンで、実行に移せるアイディアと巡り合えたことは
とても費用対効果が高い時間でした。

山本さん、チャットワークのみなさま、シリコンバレーのみなさま
大変お世話になりました!
また来ますー!!

[動画] ChatWork Incシリコンバレー社会人インターン第一期生の感想
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ChatWork シリコンバレー社会人インターンシップ研修プログラム